「岸和田だんじり祭りの特別な年と、法被仕立て直しの物語」

岸和田のだんじり祭りは岸和田市の象徴であり、令和５年度は市制100周年を祝う特別な年にあたり、
9月15日から17日まで盛大に開催されます。
この祭りに参加する多くの人々にとって、だんじりは特別な存在です。
そして、だんじりの曳行に欠かせないのが、法被。
しかし、今年の祭りでは、仕立て屋さんが混雑しており、
法被の仕立て直しを望んでも予約が取れないという問題が発生しました。

そんな中、ネットで弊店を見つけてくださったお客様から、仕立て直しのオーダーをいただきました。
私たちはお客様の声に応え、この物語を紡いでいくことにしました。

「お急ぎ対応でお客様の期待に応える」

 

お客様は、岸和田だんじり祭り前の9月14日までに、仕立て直した法被が必要でした。
当店では、お急ぎ仕上げにも対応しており、お客様の納期を厳守いたします。
お客様の安心感を最優先に考え、心を込めて仕立てます。

「特殊素材への自信と対応力」

この法被は、特殊な素材であるポリエステルで作られており、他店では取り扱いが難しいこともあります。
しかし、当店では自信を持ってポリエステル素材に対応しています。
技術的な問題は一切ありません。お客様の大切な法被を、要望に応じ、丁寧に仕上げます。

「斬新なデザインとこだわりの仕立て」

この仕立て直しでは、通常の法被とは異なる斬新なデザインを提供します。
裾は後ろのみが5cm短くなるように仕上げ、美しいラインを作り出します。
横から見ると、直線的なラインではなく、前から後ろへなだらかなラインが引かれ、
法被がより魅力的に見えるように工夫されています。
後ろ見ごろの長さに合わせて仕立てることで、前が短くなりすぎる不具合を避けます。
カーブのきつさにも気を配り、お客様の要望に細心の注意を払います。
袖は鉄砲袖スタイルにすることで、より一層個性を引き立てます。

「大工方法被の魅力」

この法被は通常の法被とは異なり、大工方という役職の方がお召しになる素材のポリエステルで仕立てられています。
綿よりも高価ですが、そのしなやかさと風に揺れる美しいデザインが、だんじり祭りの風情を一層引き立てます。

お客様は以前大工方を務められ、役職が変わった今もポリエステル素材の法被をご注文されたそうです。
綿よりも高価で、ポリエステル素材特有のしなやかさで、風にひらりと前見ごろがなびく所が風情があり、
だんじりらしさでもあります。
通常大工方の法被には結び紐はつけないことになっており、こちらの法被にも紐は付いていません。

試験曳きの際には安全ピンで留められたそうです。
そこで、カットした残り布を利用して無料で結び紐を2本作成しお渡ししたところ、
お客様に大変喜んでいただきました。

【リフォーム繕からお客様へ】

他店で断られた素材の法被でも、弊店にお任せください。
お急ぎ仕上げにも対応しており、納期に間に合わせます（別途特急料金が必要です）。

このブログ記事を通じて、だんじり祭りにご参加される皆様に、
私たちの技術力と情熱を伝えました。
だんじり祭りに向けて、新たな装いの手助けとなれば幸いです。
お客様の要望を大切にし、技術力で魅力的な法被を仕立て上げます。
お問い合わせやオーダーに関しての情報が必要な場合は、LINEよりお気軽にお知らせください。
法被の仕立て直しをお手伝いできることを楽しみにしています。